RIJAG代表理事・原田武夫が国連AIガバナンス対話に参加

― “AI-enabled governance”の視点を国際対話へ提起 ―
2026年5月12日(米東部時間)、Research Institute for Japan’s Globalization(RIJAG)代表理事・原田武夫は国連関連プロセスとして開催された“Third Informal Stakeholder Consultation on the Global Dialogue on Artificial Intelligence Governance”に参加し、ステークホルダー・スピーカーとして発言を行いました。
本対話は国連システムおよび国際電気通信連合(ITU)等の枠組みにおいて進められているAIガバナンスに関する国際的協議プロセスの一環として開催されたものであり、2026年7月にジュネーブで開催予定の「Global Dialogue on Artificial Intelligence Governance」に向けた準備対話として位置付けられています。
RIJAGは国連経済社会理事会(ECOSOC)において特別協議資格(Special Consultative Status)を有する国際NGOとして本協議に参加いたしました。
代表理事・原田武夫は全登録発言者234番目として最終セッションに登壇し、「AI-enabled governance(AIによる統治能力の再設計)」という視点を提示しました。
発言ではAIガバナンスを単なる規制やリスク管理として捉えるのではなく、
・人口減少社会における統治能力の再設計
・世代間知識継承
・地域実装と国家的ガバナンス能力の接続
・東アジアにおける制度間相互運用性(interoperability)
・AIを活用した新たな地域協力アーキテクチャ
といった観点から再構築すべきであると提起いたしました。
また本提案は本年4月に実施された次期国連事務総長候補公聴会において代表理事・原田武夫が提起した問題意識とも連続性を持つものであり、「AI-enabled governance」を将来的にGlobal Digital Compactおよび国際AIガバナンス議論の中核的論点の一つとして位置付けていくことを視野に入れています。
代表理事・原田武夫が現在執筆中である国連大学AIシリーズ(Springer Nature刊行予定)における研究テーマもこの「AI-enabled governance」を中心概念としております。
RIJAGは今後も「Pax Japonicaプロジェクト」のもと、日本発の知的価値・政策構想・国際対話を通じて、平和的かつ持続可能な国際秩序形成へ貢献してまいります。
Research Institute for Japan’s Globalization 拝

